平成24年度 第16回
 
平成24年10月13日
優勝した長坂チームと主催者の八戸東ライオンズの皆さん

朝方の雨にハラハラドキドキした天気も、開会式のころには青空が広がり、絶好のサッカー日和
になりました。八戸東ライオンズクラブの皆さんも大勢参加していただき、約1,000人の保護者
が見守る中、盛大な開会式が行われました。全22チームの子ども達約500人はたくさんの保護
者が見守る中、各園個性的な入場ではじまりました。先頭は昨年度優勝の長坂保育園。その後、
各ブロック順に行進を行い、優勝旗返還のあと、Aブロック1番くじを引いた福聚保育園の園児代表が
堂々と選手宣誓をしました。このチームは優勝経験もある強豪チームなのですが、夏の大会は屈辱
の最下位になり、今回の選手宣誓には心に秘めた雪辱の思いを感じました。ライオンズの佐々木会長
から励ましとこれからのバックアップも約束する頼もしいご挨拶をいただき、会場は大きな拍手に包ま
れました。少し風があり、肌寒い気温ではありましたが、子ども達はライオンの描かれた優勝旗をめざし
元気な試合を行いました。



Aブロック
チーム名 福 聚 こども 藤 覚 虹の丘 こざく 根 岸 勝敗 得失 勝ち点 順位
1 福聚
3−0
×
0−4

2−0

0−0

2−0
3勝1敗1分 10
2 こどもの城 ×
0−3
×
0−2

2−0

0−0

1−0
2勝2敗1分 −2
3 藤覚
4−0

2−0

8−0

3−0

5−0
5勝 22 15
4 虹の丘 ×
0−2
×
0−2
×
0−8
×
0−2
×
0−2
5敗 −16
5 こざくら
0−0

0−0
×
0−3

2−0

0−0
1勝1敗3分 −1
6 根岸 ×
0−2
×
0−1
×
0−5

2−0

0−0
勝3敗1分 −6

Bブロック
チーム名 城 下 川 口 小久保 白 鴎 みゆき すぎの 勝敗 得失 勝ち点 順位
1 城下
5−0

0−0

0−0

0−0

0−0
1勝4分
2 川口 ×
0−5

0−0
×
0−1

0−0
×
0−2
2敗3分 −8
3 小久保 
0−0

0−0

0−0
×
0−2

1−0
1勝1敗3分 −1
4 白鴎
0−0

1−0

0−0
×
0−1
×
0−1
勝2敗2分 −1
5 みゆき
0−0

0−0

2−0

1−0

0−0
2勝3分
6 すぎのこ
0−0

2−0
×
0−1

1−0

0−0
2勝1敗2分

Cブロック
チーム名 南売市 三 条 ひまわ むつみ チャリ 勝敗 得失 勝ち点 順位
1 南売市
0−0

0−0
×
0−1

0−0
2敗2分 −1
2 三条
0−0

0−0

1−0

0−0
1勝3分
3 ひまわり
0−0

0−0

0−0

2−0
1勝3分
4 むつみ
1−0
×
0−1

0−0

1−0
2勝1敗1分
5 チャリティー
0−0

0−0
×
0−2
×
0−1
2敗2分 −3

Dブロック
チーム名 尻 内 サンフ 小中野 しんご 長 坂 勝敗 得失 勝ち点 順位
1 尻内
1−0

0−0

0−0
×
0−2
1勝1敗2分 −1
2 サンフラワー ×
0−1

0−0

0−0

0−0
1敗3分 −1
3 小中野
0−0

0−0

1−0
×
0−1
1勝1敗2分
4 しんごう
0−0

0−0
×
0−1
×
0−1
2敗2分
−2
5 長坂
2−0

0−0

1−0

1−0
3勝1分 10

 
 今回の予選ブロックは、強豪がまんべんなく散らばり、どのチームにも決勝トーナメント進出のチャンスがありました。その一方、強豪が予選ブロックで敗退するという番狂わせもあり、一試合終わるごとに勝ち点の確認をしているチームが多かったと思います。その中でもAブロックでは藤覚が5戦全勝で文句なしの1位通過。2位には夏最下位の福聚保育園が大躍進。藤覚戦は別にしても万遍なく得点出来たことがベスト8進出のカギだったと思います。こどもの城とこざくらは一歩及ばず、参加2年目の虹の丘は・・・。
  Bブロックは、ここ数年毎回のように優勝戦線に顔を出していた城下が予選3位で、大番狂わせ。確実に2勝した五戸のみゆき保育園が1位通過。大混戦の2位通過は、まさかのすぎのこ保育園でした。小久保、白鴎、すぎのこ、城下の熾烈な戦いは勝ちと引き分けのわずかな差で決まったようです。それにしても城下の4引き分けは信じがたい出来事でした。
 Cブロックは、むつみ、ひまわり、三条が熾烈な戦い。むつみが2勝をあげ逃げ切り、最近めっきり実力を付けたひまわりが2位通過した。問題は南売市。優勝2回を誇る名門南売市に何が起きたのだろうか。3引き分け1敗ではどう逆立ちしても決勝トーナメントは無理、来年に期待しよう。1勝の重みがとても感じられたCブロックでした。
 Dブロックは、爆発的な力はありませんでしたが、最少得点を確実に積み重ねて3勝した長坂が1位通過。激戦の2位通過を決めたのは、夏の大会準優勝の小中野。尻内との熾烈な争いは、長坂との戦いに2点取られた尻内が1点でとどめた小中野に得失点差で小中野に軍配が上がった。やはり1点の重みを感じるCブロックでした。
17位〜22位 根岸 1−0 チャリティ 根岸 1−0 川口 チャリティ 1−0 川口
白鴎 2−0 しんごう 白鴎 2−0 虹の丘 しんごう 0−2 虹の丘
13位〜16位 こざくら 2−0 南売市 小久保 0−2 サンフラワー
こざくら 1−0 サンフラワー 南売市 0−2 小久保
 9位〜12位 こどもの城0−1 三条 城下 3−0 尻内
三条 0−1 城下 こどもの城 0−1 尻内

準々決勝 藤覚 5−0 ひまわり みゆき 0(0PK1)0 小中野
むつみ 0(2PK1)0 福聚 長坂 1−0 すぎのこ
5〜8位予備戦 ひまわり 1−0 みゆき 福聚 1−0 すぎのこ
7・8位決定戦 みゆき 0(2PK1)0 すぎのこ
5・6位決定戦 ひまわり 2−0 福聚
準決勝 藤覚 0(2PK3)0 小中野 むつみ 0−1 長坂
3位決定戦 藤覚 5−0 むつみ
決勝 小中野 0−1 長坂
 決勝トーナメントは、優勝候補ナンバー1の藤覚が小中野に敗れ、大波乱。今大会1番の好試合だったようです。私は隣のコートでむつみとの試合にハラハラドキドキしていましたが、隣のコートではPK戦に応援団が一喜一憂。最後の大歓声は小中野が藤覚に勝った瞬間でした。小中野の作戦勝ちだったようです。PKは怖い。実力以上の何かが存在するのがPK戦。試合内容とは別物の力が働くようです。しかし、小中野の神がかりもここまで。最後はやはり1点を死守した長坂に栄冠が輝きました。ベスト8に勝ち上がってきたチームはそれぞれ個性があり、試合内容にも特徴があって応援団も応援のし甲斐があったようです。決勝戦を多くの人の前で戦う事ができた小中野と長坂の子ども達は本当に幸せでした。ありがとうございました。
優勝 長坂
(総評)
 今回は、「ベスト8勝手に予想」をする暇もなく、本大会に突入しました。天気も朝から雨が降り、7時30分の時点でまた土砂降りになり、大会本部は決断を下すのに苦労したようです。それでも「やろう」となったのは天気予報の正確さと集まったお手伝いの皆さんの覚悟でした。ライオンズの皆さんが来るころには、地面の水もだいぶ引け、厚い黒雲も過ぎ去り、太陽が輝きだしました。これがライオンズの力なのでしょうか。
 第16回の今大会は、小中野保育園の頑張りで漁夫の利を得た感じで長坂保育園が2年連続7回目の優勝を果たしました。園舎改築のため、園庭が使えず、工事のためにろくな練習も出ない状態でしたが、保育士と保護者が献身的に子ども達のサポートをしてくれたたまものだと思います。職員と保護者に感謝をしたいと思います。
 今大会は番狂わせも各所で起こり、何やら「戦国時代」に突入した感があります。特に小中野、福聚、むつみ、ひまわり、すぎのこの大活躍はこれらを予兆しているように感じました。これに城下、南売市、白鴎が加われば、どこが優勝してもおかしくありません。ただ、長坂も今回3位に終わった常勝藤覚もだまって指をくわえて見ているつもりはありません。手を変え品を変え、子ども達の個性を生かした戦法を考えたいと思います。ライオンズの皆さん、これからもよろしくお願いいたします。
 
記  長坂保育園園長 川口
準優勝 小中野
3位 藤覚
4位 みつみ
5位 ひまわり
6位 福聚
7位 みゆき
8位 すぎのこ
敢闘賞 城下
三条
尻内
こどもの城
こざくら
サンフラワー
小久保
南売市
根岸
白鴎
チャリティ−
虹の丘
川口
しんごう